2016年12月10日土曜日

「受け身状態」から見えてくるもの

ひたすら「待つ」ということ


最近、何かモヤモヤ、スッキリしないと思ったら、「結果待ち」「キャンセル待ち」「連絡待ち」など、「待ち」の状態のものがやたらあることに気付きました。
図書館の本まで予約中で「何ヵ月待ち」です。
ペンデュラムの記事でも「回るのを待つのがイヤ」みたいなことを書いたように、「待つ」のがけっこうなストレスを感じるタイプです。
どちらかというと、行動して、能動的に走り続けてきた中で、まれに見る「待ちモード、受け身状態」に入ったのでこれは何かあるなと思い、考えました。

受け身こそ最強の主体性?


一般社会的には、何事も積極的に行動して、自分の意見を言うのがヨシとされているかと思います。
私も例にもれず、思い立ったら行動するし、言いたいことやりたいことはハッキリしてるし、それでいいと思ってました。

しかし、最近になって「そんなことはないのだな」と思うことに遭遇することも増えてきました。
これはもう、個人的な見解なので、話半分で聞いて頂きたいのですが、↑こういうタイプとは逆のタイプの女性のほうが、私の周りでは結婚しているのです。

また、仕事も前は自分のやりたい仕事(担当)を主張してましたが、どうやら流れに任せたほうがいいのかもしれない、ということに気づいて、今は主張せず、「受け身」に徹してます。
今のこの流れ的にはちょっと受け身で様子を見るということが必要なのかと考えてます。

そして「受け身こそ最強の主体性」の話ですが、これはNHKの「100分de名著、荘子」の第2回のテーマです。
テキストの表紙には「完全なる受け身ーそれが本当の自由だ。」と書かれてます。

実際に私が出会った「完全なる受け身」の人を、私は尊敬してます。
受け身に徹することができるというのは、かなりメンタルが強くないとできないことだと思うからです。

そして、なかなか難しいことなので、今強制的に「受け身モード」に入ってるのかなと思います。
ちなみに以前書いた、荘子先生の記事はこちらです。「荘子について語ってみた」

この記事は今読んだら「ちょっと文章わかりにくい!」と思いましたが、あの時も、今も、荘子先生は超尊敬してます。
長く生きてると、ますますわかってきた感じがします。


最後に、なんだかんだ言って「KISS FROM A ROSE」の楽譜が書けました。
score

不完全なように見えますが、これで完成です!
また録音できたらアップしますね。

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