2016年8月3日水曜日

指揮法講座3~まとめメッセージ「腕で呼吸する」

みなさ~ん、息してますか~?イキイキしてますか~?「自分」を生きてますか~?
ということで、今日は指揮において、ひいては音楽全般において大事な「呼吸」のお話です。

呼吸してるように「見える」ということ


「もちろん、生きてるんだから息してるに決まってるじゃん!」と思いますか?
たいていの場合、私には息してるように見えません。
指揮において大事なのは、息しているように「見えるかどうか」ですので、
いくらがんばって息してても、鼻息スーとかフンっとかやってても
息しているように見えなければ意味ないです。
ではいかに息しているように見せるか?
わかりやすいのが、バレリーナの腕を見てください!
表現力豊かなバレリーナだったら、腕で音楽表現してますよ。
バレエも色々あるので、色々見てみてください~。

息を吸うのも流すのも超重要!

で、ブレスして、振ってる時に息どうなってますか?
演奏する呼吸に合わせて息は流してくださいね!
「吸うのは意識するけど、そのあと気にしてない」のはナシですよ!
腕から水が流れ出る感じをイメージすると良いでしょう。
流れにのってくださいね!先日言った「自転車に乗る」のと同じようなことです。流れに乗る、呼吸をあわせる、流れを動かす…音楽をつくっていってください。

私の指揮法講座は以上です。なぜなら、「叩き」とこの「ブレスコントロール」ができれば、たいていの曲は問題なく演奏できるからです。
しかしそこは指揮者として最低限、できてて当たり前のレベルです。
技術があって初めて、思うような音楽が表現できます。
頭の中にすばらしい音楽があるのに、指揮がまずいせいで表現できないなんてもったいない!
楽譜は二次元でしかありませんからね!

もし、質問とか、書いてほしいこととかありましたら、お気軽にコメントなり連絡フォームなりで教えてくださいね~♪

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