2016年8月31日水曜日

カラオケのコツ。キーを合わせる

カラオケのキーを変えて歌う


前回、「ハピネス・イズ・ヒアでのどやられた」という話をしましたが、解決策としては、「キーを変える」方法があります。
「ハーピネスイズヒーーー!」と地声で張り上げたらアウトです。
キーを低くするか、逆に高くして裏声で歌ったほうがのどに優しいです。
(といっても、ポップな曲調には合いませんが…)

やはりプロは自分の音域に合わせたキーでカバーしていて、例えばサラブライトマンさんの「dust in the wind 」はカンサスさんの原曲の「#5」です。
(カラオケでカンサスさんのこの曲を#5に設定すればOK )
他のカバー曲も#5で歌ってるのではないかと思います。
(「#5」はカラオケの機械によっては「+5」です)
特に、男声の曲を女性がそのまま歌うのは難しいですよね。
もし1オクターブ上げたとしても、精密採点では鍵盤の図に「×」が出て、その音は出てないと見なされます。
とりあえずキーを合わせるのが難しいので、私は男声の歌はあまり歌いません。

あと、キーを変えると逆に歌いにくくなることもあります。
移動ドで歌うのが平気なら大丈夫かもしれません。

知ってると便利な「移動ド唱法」


「移動ドで歌う」とは「ソラシ」を「ドレミ」と歌うようなものです。
…って一言で言いましたけど、音程感覚の重要ポイントなので、簡単に説明しておきます。

移動ド唱法では、普通の音階は「ドレミファソラティド
「♭」フラットがつくと、「デレメフェセレテデ
「#」がつくと「ディリファフィシリトディ」といいます。

レとリは2回出てきますが、なんと「L」と「R」の発音で区別します。
この様に、「♯ファ」は「ファーシャープ」とか言わなくても「フィ」ですむので、音階で歌いやすい、というわけです。
しかし、この移動ド唱法は、何調で主音が何かわかってないといけないし、そもそも「ドレミ」の音程感覚がちゃんとしてないと意味がないのです!
それでも、音程トレーニング用としては、画期的で便利なものです。
コダーイとかハンガリー系を歌う合唱団だと移動ド唱法してるかもしれませんね。

私はずっとC管(トロンボーンやファゴット)の楽器を吹いてたせいか、実際の音と音名がずれることに違和感を覚えます。
トランペットやホルンは楽譜に書いてある音と、その音を吹いて楽器から出てくる音が違うのですが、そんなの私だったら頭の中混乱すると思います…。

そういうわけで、カラオケでキーを変えるというのもあまり得意ではないのです。
結局、自分の音域に合う歌手の曲をそのまま歌うのが一番歌いやすくて、得点も伸びるのですね。

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