2018年2月24日土曜日

自分の歌を歌うのに、才能も音感もなくてよかった!

前回、重要なことをさらっとふわっと書いて終わったので、なんとなく補足します。
(「先に決める」のが大事だという話です。頭ではわかってても、ちゃんとわかってませんでしたねー。そういうことはたくさんありますね!)

先日、テレビ(金スマ)で三浦大知さんの特集を見た時、母親の証言にびっくりしました。
なんと、「2歳の時から歌ってて、音程がしっかりしてた」というのです。

普通はここで「絶対音感があるんだ~。天才はすごいな~」で終わると思います。
しかし私は、「記憶の引き出しから音程を出し入れしてない」ことに衝撃を受けました。

というのも、私は音感がなくて、音程がわからないので、いつも「正しい音程の記憶」に合わせようとしています。
だからいつも「自分の音が合ってるか、合ってないか不安」なのです。

一方、三浦さんの歌い方は一音一音、はまってる感じで、ビシッと決まってる感じですよね。
それは、記憶から音程を引っ張り出してるのではなく、もう最初から「決まってる」状態ですよね。

そんな2歳からできるものを、大人ができないわけがない!と思いました。


そして、まったく別ジャンルですが、オリンピック選手を見ても、結果を出す選手からは同じエネルギーを感じました。

羽生結弦選手は、フリーの出だしのスッと息を吸った瞬間「決まった!」と思いました。
さらに宇野昌麿選手は、転んだのが笑えたらしいですが、そんなエネルギーのぶれなさ具合が見事でしたね。
(彼は発言してる言葉と、エネルギーの強さにギャップがあるように思いますが、それも魅力なのでしょうかね~。それが一致したらもっとすごいことになりそうですね(笑))

話がずれましたが、とにかく、記憶(過去)に頼らないということです。

私はいつも歌う時、音が合ってるのか、他の人にへたと思われないか、その他いろいろ気になって、自信もなくて、うまくもならないし、ずーっと悩んでたのですが、「ああ、決めればいいのかー」とわかりました。

ただそれだけです。

そうすると、自信のあるなしは関係ない世界です。
音が合ってるかどうかも関係なし。不安や余計なものが入らないから、自然と本来の明るさ(作った明るさではなく)が出てくるように思います。

こうなると人前で歌うのも緊張しなくなりますね!
人前だろうと、どんな環境、どんな状況でも安定できると思います。

そして私が長々書いたとしても、言葉で説明しきれてない部分もあり、見えてくるものをそれぞれが見つけるしかない世界です。

自転車のペダルを「右足踏む、左足踏む」としてるうちに前へ進み、車輪は回転し、スピードが上がり、「ペダルを漕ぐ」となる感じですね。

それにしてもまずは「自転車に乗ると決める」が先です。
結局、そういうことです!

0 件のコメント:

コメントを投稿